記事一覧

人権に関する講演会のお礼  宇部市立常盤中学校 校長 國澤 尚明様

拝啓

向暑の候、竹内先生におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、先日は大変内容の充実したご講演をいただき、誠にありがとうございました。生徒たちは、竹内先生の明るく前向きな姿や、痛快で親しみやすい語り口に惹きつけられていました。そして、先生の人生に触れるなかで、先生の心の強さに感銘を受けていきました。自分の命は、自分だけのものではないという先生の言葉は、生徒達に、感謝することの大切さを再認識させていました。また、点字ブロックの上に物を置かないなど、さまざまな配慮についての視点を私たちに与えて下さいました。

これを機に、本校人権教育のより一層の充実・発展をめざして、さらに邁進していく所存でございます。

 今後とも、ご指導、ご鞭撻をいただきますようお願いし、まずは略儀ながら書中をもって厚くお礼申し上げます。

敬具

平成24年(2012年)7月2日
竹 内 昌 彦 様


保護者の感想から

・先生の熱い思いが伝わり、何度も目頭が熱くなりました。先生は、「私は、運がえかったんよ」と、ご自分の人生を語られました。どんな逆境にも立ち向かう力は、私も含め、今の日本の子ども達に一番必要な力だと思います。自分の置かれた環境をうらむことなく、感謝の心を持って、自分の能力を精一杯引き出して生きること、それが心を満たす幸せとなり、人生は私に優しかったと言える人になるのだと思いました。先生のご両親は確かに立派な方でしたが、その想いを理解された先生こそ素晴らしいと思いました。

生徒の感想から

・自分にとって、とてもつらいこともあっただろうに、くじけずに生きて、そして今という新しい道を開いているのは、自分自身だということを学んだ。あきらめるのは簡単だけど、続けるのは思っている以上に難しいということがあるかもしれない。けれど、そこであきらめないからこそ、「なれるかもしれない自分」になれるのだと感じた。

・竹内先生の飾り気のない、率直な語り口に、お話しされる一言一言が、痛いくらい心に入ってきました。目が見えないご苦労は、どんなに私が想像しても、追いつくことのできないご苦労と思いますが、「点字ブロックの妨げになることはしない」「こちらから積極的に声をかける」など、ちょっとしたことで、心が通じお互いが気持ちよく生活できるんだと改めて気づかされました。自分の命は、自分と両親…3人分の命というお言葉が印象的でした。

・すっごい感動しました。泣きました。竹内先生の人生で、嫌なこととかいっぱいあったと思います。3回ぐらい死にたいと思ったことがあると言っていました。目が見えない孤独や悲しさがすっごく伝わってきました。…目が見えなくても、生きている。夢をつかめている。今、笑っている竹内先生は、本当にすばらしいです。あこがれます。私も先生みたいな、立派な人になりたいです。竹内先生が、悲しい人生を乗りこえられたのは、「親」がいて、その親の愛情が竹内先生の生きがいにもなったそうです。竹内先生には、「大切なことを教えてくれて、だめな自分を思い返させてくれて、ありがとうございました」と言いたいです。

・今日の講演会を聞いて学んだことは、まず「感謝」するということです。今、元気でいられることや、生まれてきたこと。当たり前のように思うかもしれませんが、その当たり前が今の幸せにつながっていることだと感じて、お母さんやお父さんにもっと感謝するという気持ちになりました。次に学んだことは、勉強は自分のためだけにするのではなく、人のためにするということです。自分のことばかり考えていた私は、今まで一度もそういうことを考えていなかったので、もっと相手のことを思いやろうということに気づかされました。

・私は、竹内先生のお母さんがすごいと思いました。子どものことをすごく考えていて、自分のプライドとかも全部捨てて、子どものためにがんばっていました。すばらしい人だと思いました。家族は自分の信頼できる仲間だと思います。竹内先生もすごいと思います。どんなにつらくても、決してあきらめずに、どんどん挑戦していきました。お母さんを喜ばせることがしたい!そう思えるところがすごいです。そして、努力して、勇気を出して今の自分をつくっていました。「だれかが障がいをもつ」これは変えられないことです。だから、その人に心から感謝して、そして、その人を助け、サポートしていきたいです。

・今日の竹内先生の講演を聞いて、先生の努力や、強さに驚きました。点字ブロックの上に自転車を置かないように気をつけてほしいといわれましたが、それだけではなく、もっといろんなことに気がつき、気をつけられるようになりたいと思いました。また、だれかが幸せになるのを手伝うことができたら、すごいことだと思いました。自分の事だけに夢中になったりせず、周囲をよく見て、小さな事でも、だれかの役に立てたり、だれかを幸せにすることができるようになりたいと思いました。